株式会社NMR流通総研の(マーケティングリサーチ・市場調査)が選ばれる理由

マーケティングリサーチ・市場調査の選ばれる理由①現場を重視したデータ収集力
当社は、流通・小売・消費財メーカーなど、現場密着型マーケットでの調査経験が豊富。棚前(店頭)、消費者・利用者行動のリアルな「現場データ」を得ることで、机上の仮説では掴みきれない消費パターンや購買動機を見える化します。
マーケティングリサーチ・市場調査の選ばれる理由②仮説設定と仮説検証のサイクルが早い
テキスト調査設計段階で「仮説」をしっかり立て、それを実際の調査結果で検証する体制を整えており、改善策・事業戦略にすぐ活かせる提案が可能です。
無駄な項目や過剰な調査を抑制し、コスト効率も良いパフォーマンスを提供しています。
マーケティングリサーチ・市場調査の選ばれる理由③分析からアクションまで伴走型支援
単に調査結果データを提供するだけでなく、調査結果をどう解釈し、戦略・マーケティング施策に落とし込むかという対策も提供します。クライアントと共にアクションプランを策定し、施策実行までをフォローする「活用できるリサーチ」を実現します。
マーケティングリサーチ・市場調査実施の流れ

調査を実施する目的(売上拡大、顧客理解、新商品投入、競合把握など)をクライアントと共に整理。調査で何を知りたいのか、どのような意思決定に使いたいのかを明確にします。

課題から仮説を立て、調査対象・手法(定量・定性・混合)、サンプル数、アンケート設問設計などを設計。
調査実施計画を策定し、準備を進めます。

実地調査、アンケート調査、インタビュー、観察調査等の実際のデータ収集を行います。
店舗訪問、消費者訪問など「現場」に足を運ぶ現地、フィールド調査なども含みます。

収集したデータを整理し、定量データは統計解析、定性データは内容分析を実施します。
仮説が正しいか、改善仮説が見えるかを検証します。

調査結果をわかりやすく可視化して報告書にまとめ、重要な傾向・課題・機会を整理し、具体的な提案・示唆を提供します。
戦略や施策に結びつく形で提示します。

提案された施策をもとに、マーケティング戦略・施策の実行を支援します。
また、施策の実施後にフォローアップ調査や振り返りを行い、施策展開後の効果を検証し向上と改善を支援します。
(マーケティングリサーチ・市場調査)事例紹介
大阪府大阪都心部・百貨店様のご依頼事項

概要
大阪都心部百貨店が増床リニューアルをする際、新たに上層フロアに3フロア造設し、飲食ゾーンの開発計画が立てられました。
そこで、マーケティング活動を通じて、飲食施設としての開発の方向性、コンセプト、フロア・ゾーンごとのコンセプトなどの提案をすることになりました。
クライアント企業プロフィール
| 事業内容 | ショッピングセンターの開発、運営管理/不動産の賃貸借、売買とその仲介等 |
|---|---|
| 資本金 | 2,140百万円 |
| 従業員数 | 約350名 |
| 事業所構成 | 全国10ヶ所/海外2ヶ所 |
社長のお悩みと要望
大阪都心部百貨店が増床リニューアル計画があり、その計画の中には、新たに上層フロア3層を造設し、そこに飲食ゾーンの開発を計画している。
立地特性、周辺の環境面、当社の強み等を加味した開発の方向性として、施設コンセプト、フロア・ゾーンコンセプトを構築したうえで、導入テナントの洗い出しをしたい。
そのマーケティング活動の支援をしてほしい。
当社の取り組み
・責任者、担当者から現状ヒアリング
・クライアント企業の強み等のヒアリング
・当該百貨店周辺流動者、および百貨店来店客へのアンケート調査
・周辺環境観察調査
・飲食施設の開発の方向性提案
・戦略ターゲット提案
・施設コンセプト、ゾーンコンセプト提案
・誘致候補テナント提案 など
生み出した成果
・今までにはない、新たな飲食施設の創造
・飲食店約35店舗による年商約50億円の達成
・学生から主婦、ビジネスパーソン、富裕層などのターゲットごとのライフシーンにあった施設利用シーンの提供の実現 など
このプロジェクトは、今まで存在しない、新たな施設の開発がテーマでした。
まず、今までなかった飲食施設の仮説を設定し、それをマーケティング活動を通じて検証しながら、新たなニーズなどの洗い出しを進めることで実現することができました。
今回マーケティング活動は、飲食施設を最適なカタチで市場に適合するものを生み出す活動として効果的な活動となりました。
大阪府・旅行代理店様のご依頼事項

大学生と高校生の卒業旅行に対する潜在的ニーズを洗い出し、新たな利用客を開拓するための卒業旅行コンテンツを提案しました。
クライアント企業プロフィール
| 事業内容 | 旅行代理店業 |
|---|---|
| 資本金 | 23億円 |
| 従業員数 | 約27,000名 |
| 事業所構成 | 約750店舗 |
クライアントのお悩みと要望
テキスト大学生と高校生の卒業旅行コンテンツの充実を図ることで、利用者を新たに開拓するとともに利用客数の増加を図りたい。
当社の取り組み
大学生・高校生を対象にした聞き取り調査
・調査方法・・・グループインタビュー
・対象者・・・高校生3年生・大学生4回生 女性
・グループ数・・・高校生・大学生とも1グループずつ
・各グループの人数・・・7~8名
・インタビュー時間・・・各約2時間
・インタビュー項目・・・
卒業旅行の計画内容、行き先を決定する際の重視項目、行き先の探し方、旅行会社のパンレットの利用有無、予算、旅行での「温泉」「テーマパーク」「料理」などに対する興味度、旅行のパンフレットを見た感想 など
生み出した成果
1.グループインタビューから分かったこと
<高校生と大学生との大きな異なりがあること>
旅行先情報の量と質
予算感の違い
卒業旅行に行く回数 など
<高校生と大学生との共通事項>
楽しかった思い出づくり
2.グループインタビューからの提案
・旅行先の候補の切り口の幅広いバリエーション提案
・旅行先でのシーンのポイント提案
・付帯サービス要素の抽出
・その他
パンフレットのつくり方のポイント など
卒業旅行コンテンツ開発後には、顧客満足度調査が実施され、当社から提案した「付帯サービス」などの評価が高く、利用客の顧客満足度を高めることにつながった。そして、当該年度の利用客数が、通年の利用客数を上回る顧客獲得につながりました。
中国地方・移動通信サービス業種様のご依頼事項

大手通信サービス企業の法人営業部が、活動エリア内の法人顧客営業強化戦略構築に向けて、既存顧客である法人顧客にCS調査を実施。攻めの営業と守りの営業戦略を提案した事例を紹介します。
クライアント企業プロフィール
| 事業内容 | 移動体通信事業 |
|---|---|
| 資本金 | 3,000万円 |
| 従業員数 | 約420名 |
| 事業所構成 | 本社および4支店 |
クライアントのお悩みと要望
活動エリア内で、さらに法人営業として営業力を強化することで、顧客開拓、売上高・利益の増進を推進したい。そこで、現状の法人顧客へのCS調査(顧客満足度調査)を実施し、戦略構築と営業強化計画を立案したい。
当社の取り組み
■主な取り組み
・現状の営業状況ヒアリング
・顧客の契約状況確認
・顧客へのCS調査(顧客満足度調査)・営業担当者による配布および回収 など
■CS調査(顧客満足度調査)からわかったこと
・通信機器そのものやサービス全般についての期待には応えられていた
・但し、お客さまへの訪問頻度や、提供する情報などついては評価が低い要素もあった
訪問頻度は「必要な場合は、こちらから連絡をしてきてもらっているから」提供情報は「他社との比較情報」や「(効果的な)利用方法やメリット情報」はもっと欲しいという要望 など
■洗い出した問題点・検討した対策など
・当該企業が法人顧客から評価を得ている(顧客満足度の高い)強みの洗い出し
・当該企業が法人顧客の評価が低い(顧客満足度の低い)弱み・課題点の洗い出し
・御用聞き営業になっているエリアの洗い出し
・顧客の潜在ニーズを掘り起こす提案要素の洗い出し など
生み出した成果
【CS調査(顧客満足度調査)の成果】
・新規顧客開拓(他社からのブランドスイッチ)戦略を構築
具体的施策を提案
・既存顧客の囲い込み戦略を構築
具体的施策を提案
【CS調査(顧客満足度調査)を通じて起きた変化等】
・当社が提供している情報・サービスと顧客の潜在ニーズとのギャップ発生事実の把握
・トップマネジメントの攻めの営業と守りの営業の2つの戦略視点の必要性の気づき
・営業担当の新たな視点と発想の創出 など
大阪府・電鉄系商業ディベロッパー様のご依頼事項

新たに取得した、商業地(駅前商業ゾーン)の目指すべき方向性やテナント構成などの基本構想構築に向けたマーケティングリサーチ・市場調査事例
クライアント企業プロフィール
| 事業内容 | 729億8,365万4,121円 |
|---|---|
| 資本金 | 鉄道事業、開発関連及び付帯事業、開発事業、流通事業、土地建物賃貸事業 |
| 従業員数 | 約2,700名 |
| 事業所構成 | 本社およびグループ企業 |
クライアントのお悩みと要望
新たに商業地(駅前商業ゾーン)を取得し、それまでは全く管理をされることなく運営させていたことから、全体コンセプトやテナント店舗を統率した取り組みなどが成されていないかったことから、現状把握のマーケティングリサーチ・市場調査を実施して、当該商業地(駅前商業地)の目指すべき方向性やテナント構成などの基本構想をまとめたい。
まとめにあたっては、クライアント担当者と当社がプロジェクトチームを編成して、基本構想を構築したい。
当社の取り組み
■主な取り組み
・担当部長、担当者の現状ヒアリング
・商業地の現状観察
・当該商業地が立地するマーケット環境把握と資料整備
・来街者のアンケート調査、カウント調査
・クライアントとプロジェクトチームを組み、当該商業地の基本構想を構築
■構築した当該商業地の基本構想
・当該商業地の基本コンセプト
・テナントミックス戦略
・施設・ハード面の戦略
・営業・プロモーション面の戦略
・テナント組織体制面の戦略
・上記戦略展開の5年計画案 など
生み出した成果
【成果】
・基本構想に基づいた、毎年の事業計画が明確に策定することができるようになり、毎年、計画的に商業地全体のブラッシュアップを計画的に推進することができた。
・クライアント担当一緒にプロジェクトチームとして構築した基本構想であることから、担当者の思いが込められており、担当者が実行するための大きなモチベーションにつながった。
・3年後に成果検証のマーケティングリサーチ・市場調査を実施した結果、来街者は、当初の約1.2倍に増加しており、基本構想を事業計画化し、それを推進することで商業地の魅力向上を図ったことで、集客力が大幅に高まった。
(マーケティングリサーチ・市場調査)よくある質問
調査を依頼する前に、何を準備しておけばよいですか?
まず「調査を通じて何を知りたいか」「その結果をどのように意思決定に活かしたいか」を整理いただくことが大切です。必ずしも具体的な調査方法まで決める必要はなく、当社が目的に合わせた設計をご提案します。
どのくらいの期間で調査が完了しますか?
調査内容によって異なりますが、企画設計からデータ収集・分析・報告まで、一般的には1.5〜2か月程度が目安です。簡易調査やオンライン調査であれば数週間で対応できる場合もあります。
調査費用はどのくらいかかりますか?
調査対象や手法、サンプル数などによって変動します。たとえば、定性インタビュー中心の小規模調査と、全国規模の定量調査では費用感が異なります。当社ではご予算に合わせた設計をご提案するので、まずはご相談ください。
調査結果はどのような形で受け取れますか?
調査報告はプレゼンテーション形式でのご報告を基本としています。グラフやチャートを用いたわかりやすいビジュアル化を行い、重要な示唆やアクションプランも合わせて提示します。必要に応じて、社内共有用の簡易サマリーやワークショップ形式の解説も可能です。報告書資料はPDFなどで納品させていただきます。
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営業時間 平日9:00~17:30 (土日祝定休)
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